転職したいから何か資格を取りたい!
そう考える人の出鼻をくじく言葉…。
「実務経験がなければ資格をとっても意味がない」
・・・これ、本当によく見かけます。
私自身、10年以上アルバイトの経験しかなく
社会保険労務士の業務なんて全く関係のない
世界でずっと過ごしてきました。
『安定した職業に就くために何か資格を取りたい』
そう思って社会保険労務士の勉強を始めましたが
・資格をとっても仕事はない
・実務経験がない人は結局仕事ができない
・職場に有資格者がいるけど期待外れ
ネット上に溢れる書き込みの数々に
『苦労して資格をとっても意味がないんじゃ…』
そう不安になってしまうこともありました。

専門性を身に付けて高収入を得たい、
そう思って少なくはない時間と労力をかけて
取得した資格が全く役に立たなかった…。
それはとても残念なことだと思います。
でも本当に実務未経験が資格をとっても
意味がないのでしょうか?
当然そんなことはありません!
確かに、実務未経験で資格取得後すぐに独立開業
というのは難しいかもしれません。
しかし勤務社労士としてであれば
未経験者でも資格をとるメリットはあります。
実務経験なしでも資格をとることのメリット

メリット①:知識があることの証明になる
人事・労務の分野での業務をおこなうには
社保手続き、給与計算、その他の業務に対して
前提となる知識が必要になります。
会社が新しく人材を採用するとなると
実際の手続きや給与計算の方法を教える前に
業務の前提となる法的な知識の教育が必要になります。
しかし実務未経験であっても社労士資格があれば
その前提知識があることの証明になるので
会社にとっても、全くの未経験者よりも短期間で
戦力になることが見込めます。
メリット②:転職する年齢の上限があがる
一般的に、転職は35歳までと言われがちです。
近年は人手不足で、一概にそうとはいえませんが
同じような能力の人材であれば、若い人の方が
好まれる傾向があるのは否定できません。
しかし社労士を含め、士業全体の平均年齢は
比較的高くなっているので、30代や40代でも
業界内では若い方であり、転職する際にも
年齢が障壁になりにくくなっています。
ちなみに、社労士の平均年齢はおよそ56歳と
されています。
35歳ならかなりの若手ですね。

資格をとるだけでは役に立たない
これはある一面から見れば、
完全に間違っているわけではありません。
社労士試験は法律的な事柄が問われる試験です。
試験に突破できたからと言って、
すぐに必要な社保関連の手続きや
間違いのない完璧な給与計算や
就業規則の作成ができるわけではありません。
しかしこれは当たり前のことです。
あなたも今の仕事が最初から
うまくできたわけではないと思います。
専門職であっても、経験を積み重ねることで
実力がついていくのは他の仕事と同じです。

資格をとっても実務経験がなければ
意味がないかもしれない…。
そんなネットの情報に惑わされないで
資格取得に向けて全力で取り組みましょう!
未経験から社会保険労務士の資格を取りたいなら
効率的よく勉強できるスタディングがオススメです。
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